ハローワークの職業訓練ガイド

失業保険の受給資格が自己都合と会社都合ではどのような違いがあるのか


自己都合とは自分の希望で退職することですが、失業保険を受け取るときの扱いは、
会社の倒産など自分の意に反して失職する会社都合の場合とではかなり違った扱いになります。

ここでは自己都合と会社都合の受給条件の違いを説明します。

違いは主に3点あります。

受給資格における雇用保険の加入期間、失業保険の受け取り期間、失業保険の受け取り時期、です。

(1) 受給資格における雇用保険の加入期間
   
   雇用保険を受け取るには一定期間雇用保険に入っていなければなりません。

   この期間が会社都合の場合は離職の日以前1年間に通算6か月以上雇用保険
   に入っていることであるのに対し、自己都合では離職の日以前2年間に通算
   12か月以上雇用保険に入っていることとなっています。

   つまり自己都合は会社都合に比べ、退職前に2倍の期間、
   雇用保険に入っていなければならないことになります。

(2) 失業保険の受け取り期間

   失業保険の受け取り期間は、会社都合の場合は年齢と雇用保険の加入期
   間の違いに応じて細かく決められており最長330日受け取れるのに対し、自己都
   合の場合は年齢に関係なく加入期間の違いのみで決められており最長170日と
   約半分になっています。
   最少受取期間は同じ90日ですが加入期間が長くなるほど会社都合のほうが
   長く受け取れるようになっています。

(3) 失業保険の受け取り時期
    
   失業保険を受け取るには、ハローワークに行って求職の申し込みと失業保
   険の手続きをすることから始めますが、求職の申し込みをした日から一定期
   間は待期期間と言って求職活動をしてはいけない期間とされています。
    
   この期間はあなたが失業保険を受け取る資格があるかどうか審査される期間
   に充てられています。
    
   会社都合の場合は待期期間の7日間のみとなっていますが、自己都合
   の場合はこれに給付制限期間の3か月が加わります。

   つまり自己都合は会社都合に比べ失業保険の受取りが3か月遅れるということを意味しています。