ハローワークの職業訓練ガイド

会社都合で会社を辞めた時の失業保険の受給資格について


失業の理由は次の4通りが考えられます。

   1.企業の倒産や事業の縮小等、会社の事情で職を失った都合。これに該当
     する人を特定受給資格者と言います。俗に言う会社都合です。

   2.親の介護などやむをえない理由があって職を失った場合。これに該当する人
     を特定理由離職者と言います。

   3.何か別の仕事がしたい等といった会社の事情に関係なく自分の意思でやめた
     場合。俗に言う自己都合です。

   4.何か重大な過失を犯して処罰を受けて職を失った場合。

失業保険は状況がより深刻な1と2の場合に重点を置いているため、
3と4の場合はそれに比較しておよそ不利な扱いになっています。


ここでは1の会社都合で辞めた場合の受給資格等について説明します。

会社都合で職を失った場合の受給資格は以下のようになります。

     1、雇用保険に離職日より以前1年間に通算6か月以上入っていること。

     2、ハローワークで求職の申し込みを行い、定期的にハローワークに通って
       就職のためのアドバイスをうけること。

     3、就職する積極的な意思を持ち、すぐに就職ができる状態にあること。


ここで会社都合で職を失った場合を自己都合で職を失った場合と比較してみましょう。

まず、上記受給資格の1の雇用保険の加入期間が自己都合の場合は
離職日より以前2年間に通算12か月以上と会社都合の2倍の加入期間が必要です。

次に支給される期間ですが、
会社都合の場合は最長330日(年齢が45歳以上60歳未満で加入期間20年以上の場合)であるのに対し、自己都合の場合は最長150日(年齢に関係なく加入期間20年以上の場合)と
期間が短くなっています。

更に失業保険を受け取れる時期ですが、
会社都合の場合は求職の申し込みをした日から7日(これを待期期間といいます)以降となっているのに対し、

自己都合の場合は求職の申し込みをした日から待期期間7日に加え3か月の給付制限期間が加えられます。
これは自己都合の場合は会社都合の場合より3か月給付が遅れることを意味しています。